【タイトル】
平和学習 その1【本文】
8月28日(木)、ノンフィクション作品『ナガサキ ― 核戦争後の人生』の翻訳者、宇治川康江さんを本校にお迎えし、出前授業をしていただきました。 宇治川さんは、ニュース番組で著者スーザン・サザード氏がインタビューを受けているのを見てこの本の存在を知り、すぐにアメリカから原書である『Nagasaki: Life After Nuclear War』を取り寄せました。 原書を読みその内容に大きな衝撃と感銘を受け、「この本は絶対に日本語に翻訳されるべき」と確信し、会社を辞めて翻訳に専念したそうです。 本の中では、原爆を生き延びた5人の若者たちの人生を描いていますが、講話では、そのうちの永野悦子さんの被爆体験を詳細にお話しされました。 お話で使用された壮絶な絵は、永野(金澤)悦子さんの息子である永野博明さんが描いたものです。 (絵本「あの日から」のサイトから見ることができます https://survivors-stories.com/jp/anohikara/ ) 後半は、「平和」と感じるのはどんな時か、また「世界の平和」は実現しているか?など、身近なところから平和について考え、平和をあきらめないことの重要性を一緒に考えました。 「平和学習 その1」は、2月に実施予定です。【添付ファイル】
この記事に添付ファイルはありません。